今日9月22日は僕の66回目誕生日です。いつも思うのですがいたずらに馬齢を重ねていないかと。ところで、僕の記憶では僕の誕生日までには必ず猛暑は超えていて、それまでにいつも涼しい秋がやってまいりました。だから、今年も八月下旬に北京より帰って来て、連日厳暑の日々に閉口しましたが、ひたすらそれに耐えてこの日を待ち続けました。きっと皆様もこの日を待望されましたよね。僕の誕生日はともかくも。予想に違わず昨日より、ところにより多少の違いはあるとは思いますが、はたして各地ともめっきり涼しくなりました。確かに「暑さ寒さも彼岸まで」といえますね。僕は常に夏を送り出して秋の玄関口に立っているような気がします。
此岸にいる我々は生きていくのは大変だと決してヒガンではなりません。でも此岸で常に快適に過ごすのは悲願です。アフリカはウガンだに住む人はフランスのセーヌーの左岸や女流小説家のサガンを決してうらやむわけではありませんから。
閑話休題
兼好法師(けんこうほうし)は、
「家の作りやうは、夏をむねとすべし」といっていますが、
僕は昔からやせているのか、冬が苦手でしたが、今では地球温暖化の影響か長くなった夏が苦手です。彼は『徒然草』(つれづれぐさ)で家は夏向きに建てるべきだと言っていますが、彼が隠棲しこの書を著わした、京の双ヶ岡(ならびがおか)は今の右京区、花園の西あたりで、まさしく僕の生まれた上京区の西隣りの区になり、盆地特有の梅雨から夏にかけての蒸し暑さは相当なものですからこのように彼がいうのは身に染みてわかりますし、別の見方つまり、今後のエネルギー問題、地球環境、日本の住宅問題を考えた場合、再認識すべき卓見だと思われます。
さて、昨年2月から始めた僕のオフシャルサイトですが、今年の僕の誕生日に合わせて化粧直しをいたしました。開設以来、実に多数の皆様方にこのサイトをご覧いただき、感謝
にたえません。改めてお礼申し上げます。開設以来皆様のご意見、ご感想などに僕も一喜一憂して皆様のご期待、ご要望になるべくお応えすべく内容の充実をはかってまいりましたが、今日のこのリニューアルをきっかけに、これからも斬新なアイディアを盛り込み、内容の更新をしていきたいと思っています。
皆様におかれましても、このサイトを楽しんでご覧いただき、どうぞこれからも末永くよろしくお願い申し上げます。また、近いうちに今後の様々な活動をお知らせしたく思っておりますのでこうご期待!
最後に、websiteをかりて今日の僕の誕生を祝っていただいた多くの皆様に心からのお礼を申し上げます。有難うございました。この年になってこんなにたくさんの方から祝っていただけるのは本当にザ・タイガース冥利に尽きます。思えば昨年は昨年で澤田をはじめほぼザ・タイガースのメンバーと哲人(鉄人)バンドのメンバーやスタッフの面々が、旅先の富山でフレンチディナーで祝ってくれましたし( >> )、本当に幸せなことでした。
2012年7月18日北京において「中国日本商会」主催で行われました「北京第四中学校」講演会の模様を「中国国際放送局」が取材し、この9月12日に放送したものです。
目下日中関係は悪化していますが、このような時期だからこそ僕も以前深く関わった北京四中の話を聞いていただきたいと思いアップしました。
尖閣諸島(釣魚島Diàoyúdǎo)問題が先鋭化して気になりますが、それはおいておいて。
前回は猫の話をしましたので、今回は犬の話にします。
僕の住んでいる当地、北京はまさに犬の天国で、彼らは飼い主と散歩に出かけますが、ひもで繋がれておとなしく散歩をしている犬はほとんどいません。飼い主は牧場に馬を放牧するかのよう、犬を自由にさせています。オシッコはともかく、ウンチは始末している人を一度も見かけたことがありません。つまりウンチはさせ放題です。なんだかそのようにいうと徳川幕府五代将軍徳川綱吉のお犬様の時代みたいですね。もし僕が犬だったらこのように好きにさせてくれるのは最高ですね。
ご存知のように中国は1979年から始まった「一人っ子政策」が実施され、子供は一人しか産めないので、経済的余裕が生まれ生活水準が向上するとともに、勢いペットを飼う家が増加しているわけです。
北京市内に住んでいる僕の所はその中心部、3環路沿いで、3環・4環路内は、東京の山手線ほどの広さに相当するでしょうか、このエリアでは大型犬は飼うことが許されないのであまり見かけませんのでいいのですが、犬がそんなに好きではない人や大型犬に恐怖を感じる人は特に市外や郊外などには住めませんね。それでも3環路あたりでも結構散歩していると大型犬に出くわします。基本的には犬は好きですが、こんな僕でさえ大型犬が放し飼いになっている場合は恐怖を覚え、近づかないことにしています。
僕は4、5歳のころ犬小屋で犬と一緒に寝ていたことがよくありました。飼っていたのはシェパードで「ジョン」と呼んでいました。この種の犬は頭がよいということですが、本当にそれを裏付けるように彼は賢い犬でした。残念なことに家のどのような事情か飼うことができず手放しましたが、貰い手である運送会社(忘れもしません「今井京阪神運輸株式会社」といいました。昔の父の商店と同じように最近倒産したとのことです)の人が引き取りに来たのですが、僕は犬小屋に入ってジョンに抱きついて泣きじゃくって離れなかったので、それを引き離すのにみんなは大変苦労したそうです。
かつて僕たちザ・タイガースが主演した映画「ハーイ!ロンドン」の撮影でイギリスに行ったことがありますが、そのときに競馬ならぬドッグレースを見たことがありますが、ウサギに似せた小動物のダミーを走らせ、それを犬たちは死にもの狂いに追いかけるのですが、動物愛護の本家、急先鋒がよくそのような動物虐待とも思える賭博レースをやるものだとあきれたことがありました。今も続いているそうです。
動物虐待といえば、最近、中国のテレビニュースでマンションの確か9階あたりの住人が、浴室で洗髪中犬の鳴き声がうるさいというので、自宅の窓から放り投げたそうです。犬は他家の駐車してあった車のフロントウインドーに当たって、ガラスは粉々に砕けましたが、幸い命は取り留めたものの腰の骨が砕けて歩行困難になったそうです。
ついでながら、中国語では犬のことを「狗gǒu」といいます。「羊頭狗肉(yángtóugǒuròu」とか「懸羊頭賣狗肉(羊頭を懸げて狗肉を売る)」といい、看板に羊の頭をかかげて実際は犬の肉を売るという意味で、見かけと実質が一致しないたとえとして用いられているとおりです。
それではここで、クイズを一問、「熱狗règǒu」は中国語ではどのような意味でしょうか。
あまり簡単すぎてばかばかしくなりましたか。文字通り「hot dog」です。この食べ物はアメリカ生まれで、1900年ニューヨークの野球場で売りだされたものが初めといわれ、名前は1906年シカゴの漫画家ドーガンの作品から取られたそうです。
あまり知識をひけらかすと人から「天狗」になってるんじゃないよと言われそうですね。
といっても「天狗」は日本固有の山の神の一つですが、中国では怪獣・妖怪の名として「天狗」は使われますから、さしずめ僕は後者の方でしょう。
野良犬は中国語では「野狗yěgǒu」といい、飼い犬は「家犬jiāquǎn」といいます。
「犬quǎn」は文語です。「蜀犬吠日(Shǔquǎnfèirì」といい、蜀(今の四川省成都)の地は雨・霧も多く、太陽が現れることが少なく、犬がたまに現れた太陽に驚いて吠えたてるということです。“嵐を呼ぶ男”の石原裕次郎主演TVドラマに「太陽に吠えろ」はここからタイトルが取られたのでしょう。警察官は国家の「走狗zǒugǒu」ということからでしょうかね。
ちなみに、岸部一徳はかつてPYGのバンドメンバーとしてベースを担当してこのドラマのテーマ曲の演奏に参加しているそうですね。
今回は猫の話です。
中国語では飼猫は「家猫jiāmāo」、野良猫・ドラ猫は「野猫yěmāo」といいます。「白猫báimāo」・「黒猫hēimāo」は文字通り、三毛猫は「花猫huāmāo」、トラ猫は「黄猫huángmāo」といいます。日本では運送業者で、「黒猫ヤマト」とか「白猫トマト」とかいいますが(いいませんか)。
それはともかく、三枚の写真を見てください >>。すべて猫です。あいにく今回夏の北京滞在中はトラ猫を見かけませんでした。また、黒猫は見たことがありません。というのも中国人は黒猫を不吉だという迷信を信じている人多いのです。日本人でもそのように思う人がいますが、でも日本のあちこちで見かけるのでそれほどではないようです。
かつて、中国で文化大革命(1966~1977)のあと「改革開放」を主唱した邓(鄧)小平は、「不管黑猫白猫,捉到老鼠好猫」(黒猫であろうと白猫であろうと、鼠を捉まえる猫がよい猫である)と言って、その政策を推進しましたが、ミッキーマウスにとってはこのような発言は迷惑な話ですね。
アニメは中国でも特に子供にとって大変人気があり、その中でも「ドラえもん」(水色と白の架空のネコ型ロボット)はよく見られていますし、Tシャツの図案としてそれを着ている人を街でもよく見かけました。
今回、北京でNHKのBSホットアジア特番(11月放送予定)の出演で北京ロケをしましたが、その際中国人メタルバンドのプレーヤー(ベース奏者29歳)と演奏することになったのですが、彼は小さいころから日本のアニメが好きで、特にドラえもんの大ファンで、身体に入れ墨を入れていましたが、この次は左手(上腕)に「ドラえもん」という日本語を入れたいと熱く語っていました。
「ドラえもん」は中国語では「机器猫jīqìmāo」で、ちなみに「ホリエモン」は「活力門huólìmén」です。
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