最近食べた今の時期に美味しい魚
シンコ(出世魚でその成長の段階で名前が変わる、シンコが大きくなれば→コハダ→コノシロ)今年は例年になく夏の終わり、秋の初めまであり嬉しい。
メソ(アナゴ関東地方で、小形ウナギの異名)小骨があっても非常に細くて舌に触らない。やわらかくてウナギよりはるかに淡白だが、それでいて適度に油が乗っていて、何ともいえない繊細な味。
シラウオ(北海道辺りから南下してくる)視覚・食感で味わう。活きているときは身体が透明だが、吸い物などにすると白色不透明になる。
メソ(アナゴ関東地方で、小形ウナギの異名)小骨があっても非常に細くて舌に触らない。やわらかくてウナギよりはるかに淡白だが、それでいて適度に油が乗っていて、何ともいえない繊細な味。
シラウオ(北海道辺りから南下してくる)視覚・食感で味わう。活きているときは身体が透明だが、吸い物などにすると白色不透明になる。
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2011年9月19日
Mr.Moonlight
今日(9月12日)は中秋の名月、今回のオープニングで沢田の歌ったメロディーが聞
こえてきそうな月です。中国では「中秋節」といって、この日は一家集まって月を愛
で月餅(yuebingげっぺい)を食べる習慣があります。 続きはこちら [Message] >>
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2011年9月12日
すし
2011年8月11日近くのすし屋で食べたシンコ(3匹付け)と秋刀魚の寿司、その一週間前に食べたコハダ(一匹付け、2貫)。シンコは実に可愛く、金魚みたい、職人さんの下仕事の手間が大変、感謝感謝、一貫だけで3匹も食べるから。
『ロング・グッバイのあとで』「デビュー、合宿」の項P60~ 抜粋
『小さい頃から鯖寿司、鱧(はも)寿司など関西系箱寿司(押し寿司)で育った人間にとって、江戸前寿司に豊かな寿司ネタがあることに驚かされた。それは、江戸時代の京都盆地の人間がいきなり築地の河岸に連れて来られたようなものであり、天下の美食家京都出身の北大路(きたおおじ)魯山人(ろさんじん)だって驚くであろう。
40歳を過ぎたある日、突然刺身で鯖を食べるとアタるようになった。光り物(背の青い魚のこと)でも鯵、秋刀魚などは大丈夫なのだが。以後何度もチャレンジしたが、結局断念した。地域の祭り、各種会合の宴席などで食べたあの酢で〆た鯖寿司は、少年時代の時間と共にもう二度と再び戻って来ないのだ。ああ、もう一度食べたい。
以後、光り物系はコハダ(出世魚で、各成長段階で名前が変わる。稚魚から、シンコ→コハダ→ナカズミ→コノシロ、関西では全てツナシ)にしている。コハダは関西で鯖しか食べていなかった人間には新鮮だった。コハダの繊細さ、特に夏頃に出る「シンコ」は絶品で、また江戸前の穴子も舌がとろけるほど旨い。』
関西・関東の食文化を比較するだけでも、世の中は人も多く、地は広いと実感できる。
『ロング・グッバイのあとで』「デビュー、合宿」の項P60~ 抜粋
『小さい頃から鯖寿司、鱧(はも)寿司など関西系箱寿司(押し寿司)で育った人間にとって、江戸前寿司に豊かな寿司ネタがあることに驚かされた。それは、江戸時代の京都盆地の人間がいきなり築地の河岸に連れて来られたようなものであり、天下の美食家京都出身の北大路(きたおおじ)魯山人(ろさんじん)だって驚くであろう。
40歳を過ぎたある日、突然刺身で鯖を食べるとアタるようになった。光り物(背の青い魚のこと)でも鯵、秋刀魚などは大丈夫なのだが。以後何度もチャレンジしたが、結局断念した。地域の祭り、各種会合の宴席などで食べたあの酢で〆た鯖寿司は、少年時代の時間と共にもう二度と再び戻って来ないのだ。ああ、もう一度食べたい。
以後、光り物系はコハダ(出世魚で、各成長段階で名前が変わる。稚魚から、シンコ→コハダ→ナカズミ→コノシロ、関西では全てツナシ)にしている。コハダは関西で鯖しか食べていなかった人間には新鮮だった。コハダの繊細さ、特に夏頃に出る「シンコ」は絶品で、また江戸前の穴子も舌がとろけるほど旨い。』
関西・関東の食文化を比較するだけでも、世の中は人も多く、地は広いと実感できる。
2011.8.11
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東京のセミの声、北京のセミの声
クリックすると音声がでます。
北京のセミの声、身体付きは東京のミンミンゼミくらい。泣き声が余り美しくな
い。
6月の初めに鳴き声を聞いたことがある。子供が関心を示しているのを見かけてことがない。日本では蝉取りをする子供を最 近でもたまに見かけることがあるが。 北京のセミの声 >> |
2011.8.8
夜のチン客
今晩、東京の我が家のチン客。
彼の大学での所属はミンミンゼミ科。
空蝉(うつせみ)を捨てて、セミ(、、、、)ヌードではなく透き通る衣服を着て、あたかもフルヌードで。
その声はアマチュアでなくセミ(、、、、)プロでもなく、本物のプロ(蝉)の声。
京都は大学のクマゼミ科に属しておらず、華奢な身体つきをして。
北京の大学に通う本物のプロは歌声こそ聞くが、その声はお世辞にも美声とは言えない。
姿はめったに見かけない (蝉chan,歌声から≪知了zhiliao≫ともいう。確かにそのように聞こえるから不思議) が、東京の仲間によく似て美男子。
今晩は一泊させて明日明るくなったら帰宅させよう。彼にとっては地上の一日は大変貴重なのだ。恋人を探しに行かなければならないから。おやすみ。
彼の大学での所属はミンミンゼミ科。
空蝉(うつせみ)を捨てて、セミ(、、、、)ヌードではなく透き通る衣服を着て、あたかもフルヌードで。
その声はアマチュアでなくセミ(、、、、)プロでもなく、本物のプロ(蝉)の声。
京都は大学のクマゼミ科に属しておらず、華奢な身体つきをして。
北京の大学に通う本物のプロは歌声こそ聞くが、その声はお世辞にも美声とは言えない。
姿はめったに見かけない (蝉chan,歌声から≪知了zhiliao≫ともいう。確かにそのように聞こえるから不思議) が、東京の仲間によく似て美男子。
今晩は一泊させて明日明るくなったら帰宅させよう。彼にとっては地上の一日は大変貴重なのだ。恋人を探しに行かなければならないから。おやすみ。
2011.7.27
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「四季の不忍池」《四季之不忍池》
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「四季の不忍池」《四季之不忍池》
詞(日本語•中国語)・曲 : 人見豊 (2009.1.12) |
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一、 夏(なつ)には 輝(かがや)き 秋(あき)に 忍(しの)び 冬(ふゆ)には 耐(た)えて 春(はる)(に) 芽生(めば)え 不忍池(しのばずのいけ) 四季(しき) 廻(めぐ)る 花(はな)咲(さ)く 蓮(はちす)に 魚(さかな)(は)遊(あそ)ぶ |
夏天之间 灿烂着 秋天里 沉默着 冬天之间 忍耐着 春天 发芽了 不忍池 不忍池 四季 旋旋转 南风轻拂 荷花开 鱼群在游戏 |
二、 夏(なつ)には 低(ひく)く 秋(あき)に 高(たか)く 冬(ふゆ)には 重(おも)く 春(はる)(に) 霞(かす)む 不忍池(しのばずのいけ) 四季(しき) 廻(めぐ)る 天(そら)行(ゆ)く 雲(くも)に 鳥(とり)(は)歌(うた)う |
夏天之间 低低地 秋天里 高高地 冬天之间 重重地 春天 雾蒙蒙 不忍池 不忍池 四季 旋旋转 东风西风 行云来 众鸟 在唱歌 |
三、 夏(なつ)には 涼(すず)し 秋(あき)に 清(きよ)く 冬(ふゆ)には 冴(さ)える 春(はる)(に) 朧(おぼろ) 不忍池(しのばずのいけ) 四季(しき) 廻(めぐ)る 彼方(あなた)の 月(つき)に 人(ひと)(は)思(おも)う |
夏天之间 清冷冷 秋天里 清白白 冬天之间 清澈澈 春天 朦胧胧 不忍池 不忍池 四季 旋旋转 遥望那边 月亮悬 人人 在思念 |